sweet vanilla

vanilla

ライフログ 映画や本の感想 など

出力

最近受け取ったいろんなこと、気持ち、をどこかになんらかの形で出力したくて、とりとめもない日記を書くことにした。

 

鮮やかでどうしようもなく眩しくて美しいものと

色褪せていってバラバラになって消えてしまう美しいもの

どちらも愛している、

どちらにも手が届かないな

でもどちらも愛している、そんな気持ちだな

 

自分がポジティブでよかったな~と思う

悩みとか苦しみに変換することは容易で、

手が届かないことを嘆いてみてもいいんだけど

僕は自分の手にきらきらした陽の光が降り注いでいる、そのことだけでなにか、いとおしくて泣きそうになってしまうな

 

(文章を書く時、一人称が僕のほうがしっくりくることがあるのだけど、あまり気にしないでほしい)

 

人が死ぬこととか

人生が続いていくこととか

スケールが大きすぎるな~と圧倒されてしまう

だから小さい日常の中の問題にすり替えていって

そのうちに本当に感じていた何かは失われていく

分解して

処理されていく

 

母の葬式の後、当時の恋人と焼肉を食べた

乾杯をした

これからも生きていこう、わたしたちは、

 

あの時うまく泣けなかったからずっと痛みを分解して小さくして少しずつ取り出しているのかもしれない

母の死は幼い頃から覚悟し続けていた

どれだけ覚悟したってしかたなかった

私は自分を守ろうとして、傷つけていたのかもしれないな

死なないでと泣ける余裕も環境も私にはなかった、

今、泣くことで、何かが変わっていくのだろうか

 

日々、私の変わらない部屋の中で

温度があがってゆく

 

死ぬまでの遊びだよ、

何をしたってしなくたって

その日は近づいてゆく、

本当は欲しくないものなんて追いかけなくていいよ、きっと

この世界で私はこれからも生きていけるのかわからないけど

例えば明日死んでも、悔いはあるけど、楽しかったなと思う

踊って歌って遊んでいるよ

できないことも思うようにいかないことも

私の手足だ、

できることだけが、私の手足なわけじゃない

できないことも、私の手足なんだ、

この足でステップを踏み、

この手で何かを書いたり誰かに触ったりする、

 

この世界が綺麗すぎて、人生がどうにもいとおしくて

圧倒されて泣いてしまうな

明日もまた生きてみたい、

明日もまた。